100冊読書・006 BRUTUS「STUDIO BRUTUS SUPPLEMENT BOOK TO 2017-2018 A/W FASHION ISSUE」

雑誌ブルータスの付録の冊子。これをカウントするか迷ったけれど、読書体験として明らかに「本」としての質量があったのでカウントすることにした。

ここはSTUDIO BRUTUS。ファッションデザイナーやスタイリスト、俳優や哲学者、写真家、ジャーナリスト、さらに芸人までもが集い、ファッションにまつわるカルチャーや身体論、経済、もの作りについて語る場所。

と語られているとおり、さまざまな角度からの面白い対談が載っている。
北村道子(スタイリスト)×池松壮亮(俳優)/栗野宏文(ユナイテッドアローズ)×千葉雅也(哲学者)/成山明光(ギャラリスト)×七種諭(写真家)/鈴木親(写真家)×林香寿美(i-D Japan)/野村訓市(編集者)×土井健(PROPS STORE)/柏崎亮(ファッションデザイナー)×森達也(ドキュメンタリー作家)/山本康一郎(スタイリスト)×秋山竜次(芸人)

わたしは服を着ることが好きだし、いわゆる「ファッション」という分野に関心が高いほうだと思うけれども、それがつまりどういうことなのか、こんなにも掘り下げて考えたことはない。黒い服を着ること、色のある服を着ること、海外に憧れること、憧れないこと、なにかを演じるときの服、オリジナルとは何か、「似合う」とは何か。ふだん感覚的に捉えていることに、その道のプロが文脈と論考をくわえて語り合っていて、なるほどなるほどと興味深く読みながら、じぶんのファッションとの向き合い方を再確認したりした。