MAKOOのRecycled leather/Totebag


ちかごろ物欲を満たすことでしかじぶんを慰められないマンなので、MAKOOのRecycled leatherのトートバッグを買いました。お出かけといえば大抵が稽古か、Macbookを持ってのあれなので、バッグは大きくなくてはならない。バッグがぱんぱんなのは恰好悪い。バッグがぱんぱんだといかにも自己管理が下手そうで、だらしなく見える。たとえ実際にはだらしない人間であったとしても、そう見えるよりは見えないほうがよいので、バッグの中身は決して七分目をこえるべきではない。と思って生きているので、荷物が多い以上、バッグは大きくなくてはならない。その点このバッグはそこそこ大きそうだし、8kgまでは入れてもよいと公式に書かれている頑丈者だ。そして何より見た目がよい。シンプルで、蛍光の黄色がキリッと効いている。これは完全にわたしの好みの代物です。レザーで、手洗いもでき、洗うほどに色も馴染み味わいが出るというのだからすばらしい。さっき注文したばかりなのでまだ届かない。はやく届くとよいと思う。

【MAKOO】http://www.makoo1.com/

キック、スネア、キックスネァ!

さいきんキックスネアしている。
実用性はないが好きなこと、にお金を払ったり時間をかけたりしたい。とふいに思って。年を重ねてだんだん、真剣と悪ふざけの区別がつかなくなってきた。

音楽もかけずに黙々とMacに向かって仕事をしていたら、「りんご買ってきたよ」という声とともに外の風が入ってきて、わたしは自分がまた歯を食いしばっていたことに気がついた。パソコン仕事をすると頭が痛くなるの、多分この癖のせいだと思う。

りんごを剥いて、曇天にもわけてあげた。曇天はアレルギーがあって、決められたドッグフード以外の、おやつのようなものは食べられない。でも梨とかりんごは好きで、しゃくしゃくとおいしそうな音を立てて食べる。その音が好きで、ついたくさんあげてしまう。

きょうはあんまり、よい1日ではなかった。
あしたはよい1日になるとよい。

scopeのキッチンツールキャニスター


scopeのキッチンツールキャニスターの話をする前に、PROOF OF GUILD(プルーフ・オブ・ギルド)の話をします。

PROOF OF GUILDは、名古屋にアトリエを構えるデザイナー竹内稔・竹内恵子によるブランドで、アクセサリーやインテリア小物、バッグなど、わりと、何でも、食指が動いたものを手広く作っている。ただ、「PROOF OF GUILD = 職人の証」の名前どおり、そのすべてがほんとうに繊細に美しく作られていて、一目見た瞬間、ああ信頼できるものづくりの在り方だ、とうきうきする作品で溢れている。わたしの姉がここのアトリエに以前勤めていたことを、だから少し自慢に思っている。お姉ちゃんに教えてもらって以来、すっかりPROOF OF GUILDのファンなわけです。一目惚れして買った半磁器のフラワーベースは、宝物と言っていい(うちにあるのは黒)。

www.proof-of-guild.com

そして、そのPROOF OF GUILDがデザインした、SCOPEのキッチンツールキャニスターがこちらです。さっき見つけたの。

このキャニスターの細やかなこだわりについては是非scopeさんの商品詳細ページを見て欲しい。キャニスターをここまで語られると愛しくて笑ってしまうけれど、「本当にそう!」と共感が溢れてなんだか感動してしまった。完全に回し者のようだけれど、わたしはちょうどキッチンツールをぐさぐさ立てられる入れ物について考えていたのです。だからコレを見つけてテンションが上がっているのです。絶対に欲しい。

これから買う「家のもの」はたぶん、もう一生使う。そういう年齢であると思うし、きちんと作られたものを、丁寧に選んでいきたいなと思う。

PROOF OF GUILD:http://www.proof-of-guild.com
scope:http://www.scope.ne.jp

所属についての話

所属についての話を書きます。
発表があったとおりこの度、ロ字ックという団体に所属することになりました。

ロ字ック officialWEB

レトルト内閣からの退団をつい先日発表したばかりなので、大阪の友人ササキこと佐々木ヤス子には「尻軽ですね」と笑われた。確かに、その感は否めない。いちおう言い訳をすると、外部出演していた作品のクレジットの関係で退団発表があのタイミングになったけれども、退団することはもうずいぶん前に決定していたというのがある。しかしまあ、そんなことはさしたる問題ではないし、誰に何を言い訳しているのかもよく分からなくなってきた。わたしのことはわたしが決めればよいのだ。

退団後、フリーになるという選択肢もあった中で、「所属」について、けっこう考えた。どうしてわたしはまた東京で「所属」しようとしているのか、ということ。答えは、「だって怠け者だから」だった。昔から、自分で自分のために頑張る、というのが非常に苦手な性質なのだ。いかんせん面倒くさがりやで、自分との約束はすぐに破ってしまう。自分に失望するのが自分だけなら、まあいっか、と心が折れてしまうのだ。しかし他者との約束、あるいは他者からの期待や圧力があると、すこし頑張れる。「面倒くさい」を乗り越えることが出来る。ここで大切なのは、わたしは怠惰な自分よりも頑張り屋の自分のほうが好きだということです。だから、すこし頑張り屋の自分でいるために、わたしは他者と関わり合うことを選んでいるのだと思った。

どうしてロ字ックなのか、ということ。これはほとんど、勘です。ロ字ックはすごくエネルギーのある団体だと思うし、入ったら面白いほうに進めるような気がしたから。あと小野寺ずるのファンです。どうなるかは全然わからないが、わたしは自分の勘をけっこう信じているわけです。何というか、「ロ字ックのQ本」というひとつの強いチャンネルができたようなイメージで、だから、ロ字ックで頑張ることによって、そこから、Q本かよという媒体がひとつ面白くなればよいな、と思っています。変化することをおそれずに、身を投じてみようという意気込み。どうぞよろしくお願いします。

今回の、所属についての話はこれくらい。お友達各位に関しては、なにかご質問等がある場合はお茶などに誘ってください。

黒いベンチコート

冬のあいだずっと黒のロングコートを着ていて、冬が終わったら黒い羽織りものがないことに気がついて、黒いベンチコートを買った。頭が悪いのでなんて書いてあるのかよくわからない。軽いのにごわっとした生地で、柔らかくなりすぎないところが気に入っている。ネイビーもあって、わたしは多分ネイビーのほうが似合うのだけれど、つい黒を買ってしまう。