所属についての話を書きます。
発表があったとおりこの度、ロ字ックという団体に所属することになりました。
レトルト内閣からの退団をつい先日発表したばかりなので、大阪の友人ササキこと佐々木ヤス子には「尻軽ですね」と笑われた。確かに、その感は否めない。いちおう言い訳をすると、外部出演していた作品のクレジットの関係で退団発表があのタイミングになったけれども、退団することはもうずいぶん前に決定していたというのがある。しかしまあ、そんなことはさしたる問題ではないし、誰に何を言い訳しているのかもよく分からなくなってきた。わたしのことはわたしが決めればよいのだ。
退団後、フリーになるという選択肢もあった中で、「所属」について、けっこう考えた。どうしてわたしはまた東京で「所属」しようとしているのか、ということ。答えは、「だって怠け者だから」だった。昔から、自分で自分のために頑張る、というのが非常に苦手な性質なのだ。いかんせん面倒くさがりやで、自分との約束はすぐに破ってしまう。自分に失望するのが自分だけなら、まあいっか、と心が折れてしまうのだ。しかし他者との約束、あるいは他者からの期待や圧力があると、すこし頑張れる。「面倒くさい」を乗り越えることが出来る。ここで大切なのは、わたしは怠惰な自分よりも頑張り屋の自分のほうが好きだということです。だから、すこし頑張り屋の自分でいるために、わたしは他者と関わり合うことを選んでいるのだと思った。
どうしてロ字ックなのか、ということ。これはほとんど、勘です。ロ字ックはすごくエネルギーのある団体だと思うし、入ったら面白いほうに進めるような気がしたから。あと小野寺ずるのファンです。どうなるかは全然わからないが、わたしは自分の勘をけっこう信じているわけです。何というか、「ロ字ックのQ本」というひとつの強いチャンネルができたようなイメージで、だから、ロ字ックで頑張ることによって、そこから、Q本かよという媒体がひとつ面白くなればよいな、と思っています。変化することをおそれずに、身を投じてみようという意気込み。どうぞよろしくお願いします。
今回の、所属についての話はこれくらい。お友達各位に関しては、なにかご質問等がある場合はお茶などに誘ってください。