MAKOOのRecycled leather/Totebag


ちかごろ物欲を満たすことでしかじぶんを慰められないマンなので、MAKOOのRecycled leatherのトートバッグを買いました。お出かけといえば大抵が稽古か、Macbookを持ってのあれなので、バッグは大きくなくてはならない。バッグがぱんぱんなのは恰好悪い。バッグがぱんぱんだといかにも自己管理が下手そうで、だらしなく見える。たとえ実際にはだらしない人間であったとしても、そう見えるよりは見えないほうがよいので、バッグの中身は決して七分目をこえるべきではない。と思って生きているので、荷物が多い以上、バッグは大きくなくてはならない。その点このバッグはそこそこ大きそうだし、8kgまでは入れてもよいと公式に書かれている頑丈者だ。そして何より見た目がよい。シンプルで、蛍光の黄色がキリッと効いている。これは完全にわたしの好みの代物です。レザーで、手洗いもでき、洗うほどに色も馴染み味わいが出るというのだからすばらしい。さっき注文したばかりなのでまだ届かない。はやく届くとよいと思う。

【MAKOO】http://www.makoo1.com/

黒いベンチコート

冬のあいだずっと黒のロングコートを着ていて、冬が終わったら黒い羽織りものがないことに気がついて、黒いベンチコートを買った。頭が悪いのでなんて書いてあるのかよくわからない。軽いのにごわっとした生地で、柔らかくなりすぎないところが気に入っている。ネイビーもあって、わたしは多分ネイビーのほうが似合うのだけれど、つい黒を買ってしまう。

マイハウス・イズ・フリーワイファイ

朝起きて、雑誌のデザインの仕事をひとつ仕上げた。
連載も21回目となり、デザインと言いつつある種のルーティン・ワークの様相で、よくないなあと思う。毎回キーカラーを変えているけれども、今回はピンク。春だから、ピンク。さくらのピンク。我ながら安直だ。けれどもそういう、お決まりというか、日本人ならば全員分かる共通言語としてのテンプレート、みたいなものに、わたしは素直にテンションが上がる性質なので、喜び勇んでピンクにした。

昼からは「文字とロック」の中ページ企画の撮影で六本木へ。「文字とロック」というのはロ字ックが発行している不定期のフリーペーパーで、勿論オマージュです。新劇団員として色々質問されたりしたけれど、うまく答えられなかった。「文字とロック」の読者を意識して話すわけだけれど、そのひとたちは目の前にはいないし、顔の見えない不特定多数にむかって(役を与えられもせず、素で)何かをアピールするのは苦手だなと思った。文字になったときにどうなっているのか不安。

六本木で映画でもみて帰ろうかと思ったけれど、ちょうどよい時間のものがなく、森美術館のN・S・ハルシャ展でもみるかと足を向けるも、チラシの「見どころ」をひととおり読んだだけで草臥れてしまい、やめた。芸術は受け止めるのに体力をつかう。

もう帰ろう、と思ってから、どういうわけだかたくさんの買い物をした。画材屋さんやフライングタイガー・コペンハーゲンで、絵を描いたり服を作ったりする道具を買った。アンティークっぽい風合いのゴールドのフォトフレームを買って、ずっとやりたかった「Wi-Fiパスワードを玄関に飾る」を遂行した。なかなか気に入った。うちを訪れる方々はどうぞWi-Fiをご自由にお使いください。

水彩色鉛筆

横浜の画材屋さんで、ボンヤリしていたらいつの間にか買っていた。ずっと興味のあった水彩色鉛筆。